歴史教科書を斬る
(針原崇志「歴史教科書を斬る」(平成18年 明窓出版)より 一部補訂)

針原 崇志

はしがき

第1章  明治初期の外交


西郷隆盛が征韓論を主張したとの記述は修正ないし削除を要する
日朝修好条規を否定的にのみとらえた記述は修正すべきである

第2章  日清戦争

日清戦争の主目的が「朝鮮の独立」であったことを明記すべきである
わが国の朝鮮への出兵が条約に基づくものである事を記述すべきである
戦後わが国が清国との和解に努めたことを記述すべきである

第3章  台湾統治

わが国が台湾の発展に尽力したことを記述すべきである

第4章  日露戦争

日露戦争が自衛戦争であった旨を記述すべきである
当時まれであった非戦論を誇張した記述は修正ないし削除すべきである
わが国がロシアに勝利した歴史的意義を記述すべきである
乃木大将と東郷大将が敵将に示した武士道につき記述することを提案する

第5章  朝鮮統治

韓国併合に至った経緯を正確に記述すべきである
バランスを欠いた安重根の記述は修正ないし削除を要する
朝鮮を植民地支配したとの記述は修正ないし削除を要する
日本が朝鮮の文化を否定し抹殺した旨の記述は修正ないし削除を要する
わが国が朝鮮の民生向上に尽力した事実を記述すべきである
土地調査事業を行って土地を奪ったとの記述は修正ないし削除を要する
朝鮮や台湾の人々に選挙権を認めなかったとの記述は修正ないし削除を要する

コラム  日本統治時代の朝鮮の教科書

第6章  満洲事変


満洲事変を「侵略」とする記述は修正ないし削除を要する
満洲を中国固有の領土と捉える記述は修正を要する
満洲国を日本の傀儡とする記述は修正すべきである
満洲国の顕著な発展を記述すべきである
リットン報告書が日本側の立場を理解していたことを明記すべきである

第7章  支那事変(日中戦争)

わが国が正式に決定した「支那事変」との呼称を記述すべきである
支那事変を満洲事変の延長ととらえる記述は修正を要する
支那事変をわが国の侵略戦争とする記述は修正を要する
いわゆる南京事件ないし南京大虐殺の記述は修正ないし削除を要する
援蒋行為により日本と米英が事実上戦争状態にあったことに触れるべきである

第8章  戦時体制下の朝鮮・台湾

創氏改名によって日本名が強制されたとの記述は修正ないし削除を要する
朝鮮の人々を「強制連行」したとの記述は修正を要する

第9章  大東亜戦争(太平洋戦争)@〔開戦への経緯〕

日本側の呼称である「大東亜戦争」を正式呼称とすべきである
大東亜戦争を自存自衛の立場から記述すべきである
戦争を決定的にした「ハルノート」に触れるべきである

第10章 大東亜戦争(太平洋戦争)A〔日本の奮闘〕

わが国の奮闘とアジアの人々の協力について記述すべきである
大東亜会議および大東亜共同宣言につき加筆すべきである
高砂義勇隊の活躍を記述することを提案する
大東亜戦争での朝鮮人の活躍を掲載することを提案する

第11章 大東亜戦争(太平洋戦争)B〔終戦へ〕

沖縄の人々の献身的な奮闘を貶めることなく記述すべきである
原爆投下を正当化する記述は修正ないし削除を要する
ポツダム宣言受諾を「無条件降伏」とする記述は修正を要する
終戦時の“日本人の”心情を記述すべきである
日本の敗戦によってアジアの人々が解放されたとする記述は削除を要する

コラム  ポール・リシャールの詩「日本の児等に」

第12章 極東国際軍事裁判


極東国際軍事裁判(東京裁判)の不当性につき加筆することを要する
わが国の一連の軍事行動を「侵略」とする記述は修正を要する

あとがき

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