大東亜戦争の意義を後世に伝えるために
(平成17年)

安田 誠二

大東亜戦争の終結より60年、日露戦争の勝利より100年にあたる記念すべき本年、石川護国神社において、大東亜聖戦祭が今年も厳粛に開催されることは、地元金沢市に住む者として、誇りに思い改めて祖国に殉じた英霊に慰霊と感謝の誠を捧げるとともに祖国を護らんが為に献身的努力を捧げた先人に敬意を表する次第である。

あの戦争は、如何なる戦いであったのか。何故戦わなければならなかったのか。今日のマスコミや教育界では、それが正しく伝えられていない。
戦後教育を受け、戦後の占領政策の影響を強く引きずるマスコミ界の中で生活していると、60年前の大東亜戦争の真意義というものの理解が困難である。
大東亜戦争は自存自衛の戦いであった。そして、いざ戦いとなったとき我々の多くの先人は各地で尽忠報国の決意をもって勇敢に戦ったという歴史がある。我々は、このことを正しく後世に伝えていかなければならない。
毎年八月、大東亜聖戦大碑建立の精神を確認しつつ、戦後の偏った歴史観を払拭し、バランスのとれた日本人の戦争史観と言うものを確立していかなければならない。
決意を新たにしているところである。

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