最後は竹島砲爆撃已むなし
(平成20年)

獨協大学名誉教授

中村 粲

竹島問題解決の最善の途は交渉もしくは国際司法裁判所による調停である。だが韓国はこのどちらも拒否して不法占領を続けてゐる。
年月が経過すれば「実効支配」が成立し、領有権が承認されることを狙ってゐるのは明白だ。

国際法を無視したこの無法行為を終息させる方法は唯一つ、韓国が竹島に構築した軍事施設を砲爆撃によって破壊することしかない。

話し合ひの呼びかけを半世紀以上も無視し続けて来た無法者に対しては、これ以外にその不法占領を終わらせる方途はない。竹島の施設を破壊した後、島を奪取占領するのではない。島を占領すれば取ったり取り返したりで島をめぐって激戦が限りなく続くことになる。
それ故、先方が「実効支配」の根拠とする軍事を含む諸施設を破壊し去るだけで十分だ。

占領はわが目的ではない。いはゆる「実効支配」を終らせて、先方を交渉あるいは調停のテーブルに就かせるのが目的なのである。

一島嶼をめぐる紛争が国家規模の戦争に拡大した例は殆どない。双方に自制心があれば局地紛争は局地紛争で収まるのが通例だ。しかし韓国の異常に矯激な反日体制を考へると、無関係な対馬の攻撃占領を仕掛けてくるかも知れない。それを抑止あるいは撃退するには日頃から十分な防衛体制と軍事的準備が必要である。自国領土の一島嶼も取戻せぬやうな国防はあって無きに等しいと云はねばならない。

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