わが国の将来のために
(平成18年)

諸橋 茂一

昨年も多くの問題がございました。それらの中でも特に大きな問題として2〜3述べます。
米国が郵貯簡保の資金約340兆円を狙って10年前から、わが国に圧力をかけ続けていた「郵政民営化法案」が、「莫大な郵貯・簡保の資金をどの様にガードするのか?」という最も重要なことが、国会でほとんど真剣に議論されないまま通ってしまいました。

 首相の私的諮問機関である(皇室典範に関しての専門家はたった一人だけという)「皇室典範に関する有識者会議」が、第125代、2666年に亘り、護り続けられた「世界でも比類のない万世一系『男系天皇』」の歴史と伝統を、いとも簡単に無視して、女系天皇を認めてしまいました。女性天皇は認めても女系天皇を安易に認めてはいけないのです。しかし、多くの国民に対して、最も大切なことについて十分な説明さえせずに、日本共産党や社民党ならびに日教組の様な謀略にやられた反日日本人が喜ぶ方向にわが国を向けてしまっております。
そして特に喜ぶのは日本を弱体化し、その亡国を狙っている米国はじめすべての近隣諸国であります。青少年に大きな害を与え続けている(殺人や暴力並びにセックスを過激に扱った)有害DVD及び有害ビデオや有害図書並びに有害インターネット等も全く野放し状態です。

わが国は上記のような問題に真剣に対処しなくては将来に大きな禍根を残します。わが国の将来のためにそれらの問題を真剣に考え対処しなくては。

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