中韓両国に問う
(平成21年)

河内 正臣

日本国は、今から2666年前、神武天皇によって建国されました。
その建国目的(国是)は「八紘為宇=地球一家=世界平和」と定められたのであります。
それを戦前の然日本国民は信じておりました。
昭和16年(1941年)に大東亜戦争が勃発しました。
戦争の大義名分(目的)は、「八紘為宇(世界平和の道を開くこと)」と「大東亜共栄圏(アジア諸国を白人の植民地支配から解放し独立させること)」でございました。
当時の日本国民は真面目で正直であり、戦争の大義名分を素直に信じ、一命を賭して一生懸命戦いました。
その結果、延べ500年に及んだといわれる白人のアジア諸国の植民地支配は完全に崩壊し、戦後アジアは、500年の僅か十分の一、半世紀ばかりで驚くべき近代化と発展が実現されたのです。
但し、終戦以来今日まで、中国と韓国は、あの戦争を徹底して「侵略」だと決めつけ、激しく責め立ててこられました。戦争は人間を狂わせてしまい、「侵略」といわれても仕方のない酷い殺戮も発生したこともあったと思います。
しかし、大義名分があくまでも「八紘為宇=大東亜共栄圏」であったからこそ、日本国民は必至で戦ったのであり、侵略戦争などと思って戦った者は只の一人もいなかったのであります。
戦後60余年経った今、侵略戦争の汚名のままに放置していることは、同胞である英霊への最大の冒涜であり、真に浮かばれるはずがなく、後に生かされている私たち日本人として誠に申し訳なく、断じて許してはならないことです。
そこで、今こそ「侵略戦争」の汚名と屈辱を晴らすために、中韓両国の首脳に是非とも訴えたい義がございます。
今から60余年前、アジアにおいて日本のみが欧米列強に匹敵する科学力と武器を製造し所有する能力を持っておりました。これに比して、アジア諸国はゼロでございました。
それ故、白人のアジア人へのひどい差別と一方的な独裁支配に対し手も足も出せず、500年間という長きにわたり植民地支配を許して来たのでございます。
そこで質問させて頂きます。
あのとき、日本が立ちあがって戦争せずして、アジア諸国を白人の植民地支配から解放し独立させることが出来たでしょうか?
もし出来たといわれるなら、その根拠を具体的に示し、説明していただきたいのです!

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