日本は自分でまもれ
(平成18年)
北 幸栽
北朝鮮からミサイルが7発発射された。我々、国民の安心と安全は他国の軍事力によって侵害された。これは今回のミサイル発射に始まったわけではない。拉致、核、不審船、麻薬密売など様々な問題において、これまで日本の主権、国民の生命、安全は北朝鮮によって侵害され続けている。
ミサイル発射後の国際社会、とくに国連安保理の動向を見る度、国際社会とは自国の利益のみでしか動かないことを今さらもって痛感する。ならば、我が国の主権、国民の生命と安全は誰が守るのか。それは、最終的に自らで守るしかない。当然である。江戸末期から昭和初期まで、多くの先人が尊い命を投げ出し、この国を、欧米列強の支配から守るため戦ってくれた。現代に生きる日本人は先人に学ぶべきだ。祖国を護る気概と力が必要なことを。世界の平和と安定のために…