大東亜聖戦大碑建立10年に当り
(平成21年)

大東亜聖戦大碑護持会会長、元参議院議員

板垣 正

大東亜聖戦大碑建立10年に当り、関係各位の多年に亘る御支援と御協力に対し、衷心より敬意を表し、感謝申し上げます。
お陰で、大東亜戦争の歴史的意義について、広く共感の輪を広げ、失われた日本国民の誇りを取り戻すため、尊い貢献を果たして参りました。
然しながら、我が国の現状は、依然混沌としております。先日の総選挙の結果、自民党は大敗し、多年の政権を失いました。結党の原点たる自主憲法の制定・占領体制脱皮という保守本流の立場を忘れ、国民の信を失った結果です。
一方、政権を得た民主党は、如何なる国づくりを目指すのか不明ですが、靖国神社の存在を否定し、別の国立追悼施設を主張しており、この一点でも、政権政党の資格無しと断ぜざるを得ません。
国家非常事態の到来です。国の大義を守り抜くため、決意を新たにして前進あるのみです。

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