祖国日本の誇りを取り戻す為に
(平成19年)

堀岡 忠敏

皇紀2667年の輝く新春を迎えて、日本をまもる会並びに平成の松下村塾「大東亜青年塾」の益々のご発展をお祈り申し上げます。
戦後、実に61年間閲して昨年末、漸く教育基本法改正によって、ないがしろにされ続けて来た教育に対する国家の姿勢が見直されてきたことは至当である。

ところで今日の歴史教育は国定教科書によるのではなく、文部科学省が審査選定した何者かの教科書の中から採択するのは、各都道府県の各教育委員会であるがために、イデオロギーによって採択の公正が何度も侵害されてきたという事実に思いを致し、義務教育における歴史教科書の採択は、爾今、基本的には採択権者であるべき国民に代り選良たる国会議員が誠意を以て忠実に代行し、国会の場において採択された歴史教科書は国定教科書として堂々と登場せしむべきである。
失われた祖国日本の誇りを取り戻すために。

しかし、現在の政治家はあまりにも情けない。
戦後教育と謀略報道により、真実の歴史を知らぬ事からの自信喪失であろうが、胸を張って堂々と靖国神社参拝を期待していた安倍首相の村山、河野踏襲の政治姿勢には、愕然とした。
自虐史観から脱却しきれず、祖国日本に対する誇りも信念もない首相は即刻退陣すべきである。
靖国神社に参拝もできず、祖国に対する誇りも信念も持たない首相が続く限り、日本の前途は暗い。

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