「長子優先の皇位継承」の冷酷極まる思念
(平成18年)

藤田 裕行

私にとって御皇室に親王様が御誕生あそばれる事は、言い知れぬ喜びが魂に底から湧き上がって来る。特に、この平成の「御代」の世にあって、親王様の御誕生ともなれば、感極まる。
皇祖皇宗よりの2666年神来の来歴を継承される皇国日本の「中心」にあらせられます。
天皇陛下という尊い御霊が皇国日本の将来へと続いていく慶事であるからである。一民草として、私は日々その慶事をお祈り申し上げる。
ところが、今、「長子優先」とした瞬間に、これより親王様が御誕生となった場合に、皇位に御立ちあそばれることができなくなってしまう。
皇位断絶を期する連中は、この今般の「皇室典範改正案」が成立すれば、歓喜するのであろう。
「やった、二千数百年の日本の皇統を滅ぼした」と。そんなことは、断じて許されぬ!
この国の建国の神々の怒りに恐みたまえ!

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